第9回 講義日程

講義タイトル 景観・文化の保全―かけがえのない価値を守る仕組み
日程 11月15日(木)
講師 藤谷岳(久留米大学経済学部文化経済学科准教授)

講師略歴

2012年、一橋大学大学院博士課程修了。博士(経済学)。下関市立大学経済学部特任教員を経て、2015年4月より久留米大学経済学部文化経済学科講師。2018年4月より同准教授。専門は地域環境経済論・市民参加論。担当回の関連業績として、「自然保護・アメニティ保全の費用と財政―英国ナショナル・トラストを事例に―」(『一橋経済学』、2008年)、「里山アメニティ保全のための費用負担-狭山丘陵における取り組みを事例に-」(『文化経済学』、2013年)などがある。

講義の概要

「地方消滅」が叫ばれるなか、農山村の「何が」危機に瀕しているのかを考えることから論を進める。「アメニティ」という概念を用いながら、「かけがえのない価値」を守っていくことの大切さと難しさを論じていく。そして、イギリスの景観・文化・環境保全のための仕組みと、日本の棚田保全・里山保全の取り組みを事例に、「かけがえのない価値」を守っていくための土地の所有のあり方と、保全のための維持管理を誰が担うのか、そのための費用負担をどのようにしていくのかということについて考察する。

講義の様子