第8回 講義日程

講義タイトル 人間と自然の豊かな関係性の再構築
日程 11月08日(木)
講師 寺林暁良(農林中金総合研究所調査第一部主事研究員)、
高柳友彦(一橋大学大学院経済学研究科講師)

講師略歴

・寺林暁良
1983年、北海道生まれ。株式会社農林中金総合研究所調査第一部主事研究員。立教大学社会学部兼任講師。北海道大学文学部卒、北海道大学大学院文学研究科修了、博士(文学)。
専門は環境社会学。著作に『農協と地域運営組織の関係性についての研究』(単著、農林中金総合研究所、2017年)、『なぜ環境保全はうまくいかないのか―現場から考える「順応的ガバナンス」の可能性』(分担執筆、新泉社、2013年)など。

・高柳友彦
一橋大学大学院経済学研究科講師.東京大学大学院経済学研究科博士課程修了.博士(経済学).専門は、近現代日本経済史
著作に『歴史を学ぶ人々のために―現在をどう生きるか』(岩波書店、2017年、共著);『熱海温泉誌』(出版文化社、2017年、共著)「近現代日本の源泉利用-地域社会による対応-」『歴史と経済』(235号、2017年)など。

講義の概要

【前半:自然資源をめぐる歴史】
人類が自然資源とどのようなかかわりを持ちながら生業や生活を営んできたのか、『農家が消える―自然資源経済論からの提言』(第3章)を手掛かりにしながら紹介していく。また、近代日本社会における自然資源の意義についてもあわせて議論していく。

【後半:自然資源をめぐる社会の再構築】
『農家が消える――自然資源経済論からの提言』(みすず書房)の第3章「人間と自然資
源のかかわりを再構築するために」をもとに、次の議論を行う。
①「自然資源をめぐる社会関係」(第2節)
地域コミュニティによる自然資源利用のルール、地域コミュニティと自然資源の総体的
な関係、社会-生態システム論の考え方を紹介する。
②「農業・農山村の役割と機能の低下」(第3節)
自然資源をめぐる地域コミュニティの問題を、特に過少利用問題という観点から紹介す
る。
③「再構築に向けた連帯と社会再編」(第4節)
ガバナンス論と地域運営組織の取組みを手掛かりに、人間と自然資源のかかわりを再構
築するための方向性を考える。

講義の様子