第7回 講義日程

講義タイトル 日本の農業・農山村危機―その実像と政策の課題―
日程 11月01日(木)
講師 石田信隆(一橋大学経済学研究科客員教授)

講師略歴

1949年京都府生まれ。京都大学経済学部卒業。農林中央金庫および株式会社農林中金総合研究所勤務を経て現在同客員研究員、一橋大学経済学研究科客員教授。著書に『JAが変わる』(2008年、家の光協会)、『解読・WTO農業交渉』(2010年、農林統計協会)、『TPPを考える』(2011年、家の光協会)、『「地方創生」はこれでよいのか』(共編著、2015年、家の光協会)、『農家が消える 自然資源経済論からの提言』(共編著、2018年、みすず書房)など。

講義の概要

 日本農業は、担い手の減少と高齢化の進展により、その持続可能性の危機を迎えている。それはまた、農村の地域社会の危機でもある。この講義ではまずその実像を見るとともに、その原因を、戦後経済・社会の動き、日本の農業・農村社会の特質、戦後日本の農業政策から明らかにする。
 このような危機に対して、現在の農業政策は有効に機能しているとは言い難い。構造改革のあり方、日本の自然的・社会的条件に合った農業のあり方、対外経済政策と農業政策の関係、直接支払等の政策手法、日本型の農業の将来ビジョン等の視点から、今後の政策の課題を検討する。
 以上の議論を踏まえ、今後の望ましい農業政策の枠組みについて考える。

講義の様子